コールマンの着る寝袋「コルネットストレッチ2」レビュー

コールマンの着る寝袋「コルネットストレッチ2」レビュー

悩んだ末に、始めての寝袋にコールマンのコルネットストレッチ2を選びました。初めて寝袋を買う方や、コルネットの購入を考えている方の参考になればと思い記事にしました。

1 寝袋に求めた条件

・安い、コスパがいい。

キャンプを始めたばかりなので、他のギアにもお金がかかります。
また、家族全員分を揃えなければならないので安いに越した事はありません。

・汎用性が高い。

キャンプを始めたばかりなので、長いシーズン使えたり、寝袋以外の用途でも使えると嬉しいです。

・洗える。

外で使えば汚れは避けられません。気軽に洗濯機で洗える素材がいいです。

・信頼できるメーカーの物。

消耗品ではないので、名の知れたメーカーの物を選びたいです。

こんなわがままな条件に合うのがコルネットストレッチ2でした。

2 コルネットストレッチ2のスペック

快適温度:5℃
使用下限温度:O℃

ヨーロッパの基準に基づき算出された温度です。
快適温度:一般的な成人女性が寒さを感じる事なく寝ることができる温度域」
使用下限温度:一般的な成人男性が寝袋の中で丸くなり、8時間寝られる温度域」と説明書きがありました。
これは、使用状況(テント内外、風等)や使用者の服装、感じ方で大きく変わると思います。
個人的には、冬のアウターで例えるとアルファのMA-1くらい。(分かりづらい?)
インナーにパーカを着れば真冬でもイケるって人も居れば、そうでない人もいると思います。
地域にもよりますが、服装や上からもう一枚ブランケットなどを羽織れば関東以南の平野では冬でも問題ないと思います。
ちなみに、値段と、重量は少々アップしますが、使用下限温度−5℃のモデルもあります。

出典:コールマンオンラインショップ

重量:1.3Kg
使用サイズ:約205×55〜82cm

身長170cm前後なら問題ないです。180cmくらいになるとキツイと思います。

重量:1.3Kg
収納サイズ:約φ34×20cm

ユニフレーム のフィールドラックとサイズ比較

3 細かなディテール

ファスナー

ファイスナーの開閉時に生地を噛まないようにプラスチックのカバーがついています。(カバーがあるからと言って噛まない訳ではない。噛みずらい程度)
センタージップは足元からも開閉可能なダブルジップです。
センタージップ、腕を出すサイドジップ共に引手が内側にもあり、内側から開閉可能です。

ネックバッフル(ショルダーウォーマー)

首元には冷気をシャットアウトする襟(ネックバッフル)があります。
中綿も詰まっており、しっかりした作りです。

伸縮性

商品名にコルネットストレッチ2と言うほどですが、生地が伸びる訳ではなく、横に縫い付けられたゴム?が伸び縮みするだけです。
コールドスポットの減少目的ではいいのかもしれませんが、大々的に「ストレッチ」と言うと過度に期待してしまうので、「それじゃない感」があります。

横に入った線がゴム?で伸び縮みします。

収納時のストラップ、タグ

足側にタグと収納時に丸めた本体を固定するゴム紐が付属します。

4 コルネットの特徴

なんと言っても、手足が出せる事が最大の特徴でメリットだと思います。
寝袋を着たまま活動できるので、室内車内ハンモックなどでも便利です。
手足が出せる事は、思った以上にメリットがあると思います。
足を出す場合は、センタージップを下から開け、足を出して後ろに折り、固定します。固定する高さは変更できません。身長が低い方は固定方法を工夫しなければ引きずると思います。

足を出せるように固定した状態

手足を出した姿は着ぐるみを着ている様です。

5 まとめ

定価¥11,800円(税込み)ですが、割引やポイントを考慮すると実質6,000円ほどで購入しました。(yahooショピング)
この値段でしっかりした造りはさすがコールマンだと思います。手足が出せて、汎用性が高いので、コスパは高いと思います。
これで寒い様なら、もっと高性能なシュラフを買い足すか、ダウンのブランケットを併用すれば良いと思います。
1つ持っておくと何かと便利だと思います。

終わり。

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