メイホウVS-7055Nをカスタム

メイホウVS-7055Nをカスタム

子供と釣りに行く際に便利だと思い、購入したメイホウのVS-7055N。
カスタムパーツも多く、自分好みにカスタマイズできます。
今回は専用のカスタムパーツを使わずにカスタムしてみました。

1 現在の仕様

ハードドリンクホルダー、ロッドホルダー、ルアーホルダー、パーツケースを装着しています。
ゴミや使用済みルアーなど、本体に仕舞いたくない物を入れるのに役立つ「パーツケースを増設できたらいいな」と考えていました。マルチハンガーとパーツケースと言う手があるのですが、マルチハンガーは2つのフックで引っ掛けるだけなので、プラプラしたり、カタカタ音がしたら嫌だなと躊躇していました。
そんな時、同じくメイホウさんの「パーツケースストッカー」をみて、もしかしてくっつくのではないかと考え、実行してみました。

2 パーツケースストカーとは

同じくメイホウさんの商品でパーツケースを固定できる物です。
4つ固定できるタイプと6つのタイプがあります。
(実際にはそれぞれサイドに1つずつ、計+2個装着できます。)

出典:amazon

思ったとおり、ちょうどいいサイズです。

ここで、「裏返したら、ポケットにもなるんじゃない?」と閃き、裏返して装着する事にしました。

3 パーツケースストッカーの切断

ランガンシステムBOX(VS-7055N)の側面はフラットではなく、中央が膨らんだ形状です。
そのまま、パーツケースストッカーを当てると、両サイドが浮いてしまいます。
両サイドにスペーサーを挟む方法もありますが、できるだけスリムにしたかった事と、BOXとの一体感を重視して、パーツケースストッカー側の中央部を凹ます事にしました。

まずは取っ手部分を糸のこで切り落とします。
(切り落とさなくても特に邪魔になりません。)

いきなり失敗しました(汗)
深く切りすぎました。余裕を持ってカットし、細かい箇所はカッターやヤスリで整えましょう。

次は凹ます部分を切り取ります。

糸ノコを諦めPカッターとカッターナイフで切断しました。
素材自体は思ったより柔らかかったです。
クラフトノコやホットナイフ(ヒートナイフ)の方が楽で綺麗に仕上がると思います。

切断面をヤスリで整えます。

小さい長方形のパーツは切れ端ですが、底の穴を埋める中敷きとして活用しました。

4 接着

エポキシ接着剤を使用しました。
そんなに強度がかかるような場所ではないので、瞬間接着剤等でもいいと思います。
小さな長方形のパーツは中央ポケット底の穴を埋めるのに使いました。

硬化するまで固定します。

硬化するとこの様な形状になります。

5 BOXへの取り付け

BOX本体への取り付けは、「接着剤」「強力両面テープ」「ビス留め」等の方法がありますが、「しっかり固定できて、取り外しできる」という条件を優先し、車のインナーフェンダーやバイクのカウル等の固定に使用される「プッシュリベット」を選択しました。

今回使用したのは写真の物ですが、色とサイズを失敗しました。
黒だと思っていたらグレーでした。
サイズは適合板厚2.5ー3.5mmの製品ですが、もっと厚い物がいいと思います。
実際、この製品でも固定できたので問題はないと思います。

パーツストッカーとBOXを合わせ、位置決めし、4箇所穴を開けます。
今回は7mmのドリルを使用しました。

後はリベットで留めるだけです。
パーツストッカーを取り外しても穴にリベットを付ければ目立ちません。
(色が違うので目立ってますが・・・)

6 パーツケースの加工

パーツストッカーを裏返した事で、パーツケースを装着した際、少し浮いてしまいます。
気にしなくてもいいレベルですが、対策を取りました。
写真右が浮いた状態(無加工)、左がパーツケースの干渉部分をカットした状態です。

7 完成

パーツケースを全面に3つ装着出来るようになりました。サイドにも装着可能です。
また、パーツケースだけではなく、ルアーホルダーも取り付けできます。
ポケットの使い勝手も良好です。

8 まとめ

ちょこちょこ失敗はありましたが、イメージした物が作成でき、使い勝手も向上しました。
材料費1,000〜1,500円で1時間ほど(接着剤の乾燥時間含まず)で作成できるのでおすすめです。

終わり。

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