より良く生きたい。そんな気持ちから、かれこれ20年くらい、自分に合った「靴下」「パンツ(下着)」「Tシャツ」を探し求めるジプシーです。
「Tシャツ」について、最近は「無地、厚手のポケットTシャツ」のカテゴリーに行きついているのですが、今シーズン、新たにお気に入りTシャツを発見したので紹介します。
「無地」「厚手」「ポケットTシャツ」にこだわる訳
「無地」
歳をとるにつれて、シンプルな服装に惹かれるようになりました。
ブランドロゴや、デザインより「質」を重視するようになりました。
「厚手」
薄手だと涼しいですが、「透ける」事が多くなります。
顔が綺麗で清潔感があれば「セクシー」ですが、おじさんにはハードルが高いです。
「ポケットTシャツ」
無地のTシャツだと「肌着感」が出るのです。
ポケットがあれば「肌着じゃないですよ」アピールできます。
お勧めTシャツの比較
ヘインズ BEEFY
価 格:★★★★☆
コ ス パ:★★★★☆
耐 久 性:★★★★☆
デザイン:★★★★☆
機 能 性:★★★☆☆
ヘビーウェイト(厚手)のTシャツと言えば真っ先に挙がるのがヘインズのビーフィーです。これにもポケットTシャツがあります。コットン100%で昔ながらのTシャツと言った感じです。定価は¥2,200円。
Amazonや楽天で¥1,700円ほどで販売しているショップもあります。
着用回数が多い割に、首回りなど伸びていないのはさすが。サイドに縫い目のない丸胴編みを採用しています。
フルーツオブザルームパックT
価 格:★★★★★
コ ス パ:★★★★☆
耐 久 性:★★★☆☆
デザイン:★★★★☆
機 能 性:★★★☆☆
こちらもパックTの定番品。ディテールはヘインズと同じような感じですが、生地がビーフィーより薄めです。2年前にAmazonで2枚セット¥1,553円で購入しました。
現在は、型番が変わり、2枚セット¥2,750円で販売されています。
サイドに縫い目のない丸胴編みを採用しています。
値段が安いだけに、縫製は雑です。
nano・universe Anti Soaked ヘビークルーネックTシャツ
価 格:★★★☆☆
コ ス パ:★★★☆☆
耐 久 性:★★★★☆
デザイン:★★★★☆
機 能 性:★★★★★
ナノユニバースが展開するアンチソーキッド(汗染み防止)は本当に凄いです。
グレーは汗染みが目立つ色ですが、大汗かいても全く染みができません。
脇汗とか染みると恥ずかしいですが、そんな心配ありません。
ただ、染みができない(色が変わらない)だけで、水分は通すので、この上に淡い色のジャケットやシャツを着た場合、そちらには染みができます。
楽天で購入しましたが、クーポン使用やポイントを換算すると実質¥3,500〜4,000円ほどで購入できます。
丁寧な縫製です。
REMI RELIEF ポケットTシャツ
価 格:★★☆☆☆
コ ス パ:★★★★☆
耐 久 性:★★★★★
デザイン:★★★★★
機 能 性:★★★☆☆
これ、お気に入りのTシャツです。
シルエットも良く、素材にもこだわっており、味があります。
白と黒を持っていますが、色落ち具合が良いんです。
ただ、「色落ち」を味だと感じる人と「色あせ」「古臭い」と感じる人もいるので、服に興味のない人からすると¥6,000円は高いと感じるかもしれません。しっかりした生地で耐久性もあり、日本で職人が作っている事を考えれば、コスパは良い方だと思います。
生地はスラブ綿を混紡する事であえて凸凹にし、味を出しています。
CIAOPANIC COVEROSS 多機能USAコットンTシャツ
価 格:★★★★☆
コ ス パ:★★★★★
耐 久 性:★★★★☆
デザイン:★★★★★
機 能 性:★★★★★
価格は定価¥3,289円で星4つとしていますが、Yahooショッピングではセール中で59%offの¥1,316円+送料210円です!!星5でも足りないくらい破格だと思います。(2020.8.20現在)
正直、チャオパニックとか全くノーマークでした。店舗に入った事もありません。(ごめんなさい)
雑誌GO OUTの記事で知り、試しに買ってみましたが、定価でもコスパ良いと感じるくらい良かったです。セールやクーポンで¥2,000円くらいになった時に追加購入し、3枚所有していました。さらにセール価格になったので、2枚追加購入し、今シーズン5枚買いました。
「多機能」とありますが、生地に「coveross-wizzard」と言う快適多機能性素材を使用しています。goldwinのMXPみたいな物?詳細はhap株式会社のHPをご覧ください。
他のTシャツと比べると、目が細く、しっとり感があります。ピーチスキンと形容されるスリードッツの生地ほどではありませんが、滑らかです。
また、この中のTシャツでは一番生地が厚かったです。
(他は洗濯で生地が少々痩せていますが、それを考慮しても)
生地は「coveross-wizzard」を使用していますが、これには次の10つの機能があるようです。→は鈍感な私が感じた感想です。
「吸収速乾」→コットン100%にしては有り。
濡れた状態でも、張り付く感じはなく、さらっとしています。
「接触冷感」→確かに感じるが、冷感を売りにした寝具ほどは感じない。冬も着ることを考えればこれくらいで良い。
「UVカット」→そもそもコットン100%でもある程度のUVカット能力があるのでは?
「透け防止」→目が細かく、生地も厚いので、透け防止能力は高い。
ムシューダを挟んでどれくらい透けるか試してみました。
濡れた状態を比較するため、霧吹きで水を吹きかけてみました。
「汗染み軽減」→アンチソーキッドほどではないが、100%コットンに比べれば「軽減」は実感できた。
グレーのTシャツに裏側から水を吹きかけました。
汗染み防止と言えばアンチソーキッド
アンチソーキッド は表面から濡らした場合、撥水します。
「抗菌・消臭」→普通のTシャツでも臭いを感じていなかったので不明
「抗花粉」→不明
「セルフクリーニング」→不明
「毛玉防止」→そもそもコットン100%は毛玉がつきにくいため不明
なめらな手触りから毛の絡み(毛玉)防止は期待できる。
coveross-wizzardについて私感
Tシャツの素材はコットンやポリエステルなどがあり、それぞれに特性があります。速乾性であれば、ポリエステルが優れ、吸水性や肌触りはコットンが優れると思います。
coveross-wizzardはコットンのメリットを高め、デメリットを減らした素材だと感じました。速乾性で言えば、ポリエステルには敵いませんが、従来のコットンよりは優秀といった印象です。
個人的に一番メリットとして感じた点は、「透けにくさ」と「肌触り」です。
特に、汗をかいて濡れると、従来のコットンはベタベタし、張り付いて不快でしたが、この素材はその点が抑えられています。
まとめ
チャオパニックの「カバロス多機能USAコットンTシャツ」はデザイン、着心地、機能性のバランスが高次元で取れていると思います。
今までは普段着からお出かけまでポケットTシャツを使い分けていました。
普段(安い)フルーツ<ヘインズ<ナノユニバース<レミレリーフ お出かけ(高い)
チャオパニックの「カバロス多機能USAコットンTシャツ」はお出かけ寄りのポジションでしたが、セールで¥1,500円ほどになったので、部屋着からお出かけまで幅広くカバーする事となりました。「この品質でこの値段で良いのか?」との疑問をとおり越し、「売れないのかな?」「メーカーさん大丈かな?」と心配になるレベルです。説明無しで手に取って見ても¥2,000円のヘインズより断然質感高いです。その上、デザインもよく、環境に配慮して製造された多機能素材です。
つまり、最強です。
メーカーさんお願いです来シーズンも発売してください。
(贅沢言えば、ネイビーなどカラーバリエーションが増えれば嬉しいです)
以上、終わり。