最近買ったトートバッグが良かったので、嬉しくなり記事にしました。
目 次
1 TAKEYARIとは?
岡山県倉敷市といえばジーンズなどが有名で、古くから繊維産業が盛んでした。
国内生産の帆布、約70%は倉敷産です。
その中でも半分以上の生地を織っているのが1888年創業のTAKEYARIです。
特に、厚い帆布をつくるには特別な技術を必要とするため、1号~3号までの極厚帆布を織ることができるのは現在では世界中で唯一、TAKEYARI だけです。
※TAKEYARIホームページ抜粋
2 タイガー帆布とは
パラフィン(ロウ)加工が施され、帆布の風合いを残しながらも撥水性をもたせています。
表面に塗るのではなく、パラフィンに漬け込んでいるそうです。
漬け込む事でムラになりにくく、撥水効果も長持ちするのではないかと思います。
パラフィン加工する事でデニムのような「あたり」が出るそうです。
また、「チョークマーク」とよばれる白い跡が出るそうです。
アイロンを当てる事で軽減するようですが、むしろエイジングを楽しめると思うとワクワクします。
パラフィン加工は完全防水ではなく、使用していくうちに撥水性が落ちるようです。
しかし、「自分でグリーンランドワックスを塗り込んで撥水加工する楽しみもある。」と思うと悪くないと思います。
3 仕様
実際に購入したのは「撥水タイガー帆布トートバッグL」のネイビーです。
他には「ブラック」「ライトネイビー」「カーキ」「生成(オフホワイト)」があります。
ポケットは外側に3つ、内側に3つあります。
内側の一番小さいポケットにiPhone12Pro(ケース付き)がギリギリ入る大きさです。
ジーンズ2枚、シャツ2枚を入れてもゆとりがあります。
4 ここが良い!
品質が高い
織から染め、縫製まで全て日本製です。
縫製も細部まで丁寧です。それでいて定価は13,200円です。
このクオリティでこの価格は安いと思います。
使い勝手が良い
大容量でありながら、大きすぎない絶妙なサイズです。(個人で感じ方に違いがあると思います)
またマチが大きく、生地がしっかりしているので自立します。
スナップボタンを止めればハンドルも自立するので、床に置く際など重宝すると思います。
丈夫
帆布9号なので厚みも程よくあり、耐久性が高そうです。
また、ハンドルも補強してあるので長く使用できそうです。
エイジングが楽しめる
個人的には重要な事です。
使っていくうちに「あたり」や「色落ち」「チョークマーク」が出ることで自分に馴染んでいくようで愛着が湧きます。
これについては、汚れや劣化と考える人もいるので、感じ方は人それぞれだと思います。
5 まとめ
このバッグに出会うまでタケヤリの事は知りませんでした。
実際に手に取ってみて「品質と価格のバランスの良さ」「エイジングの期待」「街にもアウトドアにも馴染むデザイン」自分が求めていた要素を全て備えていました。
鞄に求める要素は人それぞれですが、同じような考えの方にはお勧めです!
これからもガンガン使っていこうと思います。
終わり。