キャンプ用にラフに扱える包丁が欲しくて、ダイソーでペティナイフを購入しました。
100均とは思えぬしっかりした作りです。(Galaxyロゴが気になりますが)
とりあえず、研いで使おうと思いましたが、ポケットストーブ の件もあり、ナイフもピカールしちゃおう!と言う軽いノリで鏡面磨きに挑戦しました。
鏡面磨きに必要な道具
- サンドペーパー(#400、600、2000)
- ピカール
ひたすら耐水ペーパーで磨く。
始めに、#600で20分ほど磨きましたが、効率が悪かったので#400に替え、40分間ほど磨きました。
再度#600で30分間磨く。
最後に#2000で30分間磨く。
ピカールで磨く。
30分ほどピカールで磨いた結果がこちら
景色が写り込む様にはなりましたが、「鏡面」には程遠い仕上りです。
耐水ペーパーでの下地処理が甘かったようです。
#400から始めましたが、#200位から始めて、最初にしっかり磨いておく必要がありそうです。
とは言っても、ここまで2時間以上かかっていますので、一からやり直す気力がありません(汗)
「鏡面だとメッキっぽいし、傷が目立ちそう・・・。」このままでも「金属の重厚感があって良いんじゃないか」とか自分に言い聞かせ、次の「研ぎ」の工程に進みます。
「研ぎ」に必要な道具
砥石はシャプトン の「刃の黒幕」オレンジ中砥#1000
砥石スタンド、刃の角度を一定に保つ「スーパートゲール」を使用します。この2つがあると、効率、仕上がりに大差が出ます。
刃を一定の角度に保つのは難しく、「スーパートゲール」を使わなかった場合、刃以外に磨き傷が入る事があります。(経験済み)
研ぎ
なかなか「かえり」がでない(確認できない?)ので、裏表合わせて30分ほど研ぎました。
切れ味もなかなか。
コピー用紙もトマトも綺麗に切れるようになりました。
仕上げに、柄に穴をあけパラコード を通しました。
最後に比較写真
軽い気持ちで磨き始めましたが、3時間かかりました。
本物の「鏡面」を目指すなら、手作業で1日かかると思います。
110円のナイフにどこまで時間と情熱を注ぐかは個人次第だと思いますが、今回は、「磨き」「研ぎ」の良い練習になりました。
以上です!