コンパクトノコギリの定番「シルキー社のポケットボーイ」
機能、デザインともに申し分ないのですが、とりあえずカスタムしたい病にかられ、グリップを作成してみました。
目 次
1 純正グリップを取り外す
純正のグリップはゴムでできており、取り外すには切断する必要があります。
後戻りできません。
作業自体は簡単です。ノコギリの刃を外した後、カッターナイフ等でグリップを切るだけです。
2 デザインを決める
ここで大まかなデザインを決めます。
フレームをダンボールや厚紙に写し、ハンドルのデザインを決めていきます。
ソングホール(紐を通す穴)や刃の収まる位置をしっかり決めておきます。
3 ハンドル材の切り出し
前工程で作成した型紙を元に、ハンドル材を切り出します。
今回はホームセンターで購入した「タブノキ」の板を使用しました。
切断には糸ノコを使いました。
4 ハンドルの内側を削る
フレームの収まる溝を彫刻刀で掘ります。
フレームを合わせながら少しずつ削っていき、最終的にはサンドペーパーをかけます。
5 穴あけ
フレームとハンドルを固定するための穴を開けます。
Amazonで購入したファスナーボルト(ネジM6、受け側8mm)に合わせ、8mmのホールソーを使用し、フレームの穴を拡張しました。
6 ハンドル形成
ネジで仮止めし、ハンドルを削っていきます。
80番ほどのサンドペーパーで大まかに削り、番手をあげて仕上げていきます。
曲線部分はサランラップの芯や、瓶などにサンドペーパーを巻きつけると作業しやすいです。
7 接着
2枚のハンドル材をエポキシ接着剤で貼り合わせます。
脱着可能とするため、ハンドル材同士のみ接着しました。
ソングホール用のステンレスパイプと、接着強度を上げるため、隠しピンも入れました。
8 仕上げ
接着剤のはみ出した箇所や、細かい場所をサンドペーパーで整えます。
600番ほどのサンドペーパーを使用しました。
経年変化を楽しむため、無塗装としました。
耐久性やデザイン性を上げるため、ニスなどで塗装してもいいと思います。
9 完成
とりあえず、完成した写真を載せておきます。
実際は、フレームや、ネジを黒染めしましたが、上手くいかなかったため、工程を記載していません(汗)
荒い仕上がりですが、オリジナル感が出て、満足しています。
ノコギリにオリジナ性を出したい方や、工作が好きな方は、是非挑戦してみてください。
終わり。