キャンパーには定番のユニフレームフィールドラック
コンパクトに収納でき、ラックやテーブルとして利用できる汎用性の高いアイテムです。
我が家では、2台使用しており、最近もう1台追加購入したので、天板を自作しました。本題に入る前に、純正、流用できる天板を紹介します。
ユニフレーム純正ステンレス天板2
我が家では最初にこれを購入しました。
ステンレス製で熱い物も直置きできるので、安心です。
”2”になり、サイドにハンドルがつきました。シェラカップや調理器具などをかける事ができます。ハンドルは収納でき、使い勝手が良く、とても気に入っています。
ユニフレーム純正WOOD天板
素材は「シナベニア」と表記があります。表面にシナを貼ったベニア板(合板)です。ベニア板で3900円と考えると、ちょっと高いなーと感じてしまいます・・・。
キャンピングムーン流用(竹)
こちらはキャンピングのムーンフィールドラック用の天板です。素材は竹です。
ユニフレーム純正とほぼ同じサイズでお値段半額。お買い得です。
ただ、個人的には道具を「所有する喜び」や「愛着」と言った価格に表せない価値も重視してしまうのです。
と、言う事で、天板を自作しよう!!と言う流れです。
実は天板自作は2回目です。
1作目はこちら
ファルタカと言う素材で作成しました。
「暗い色で重厚感を出しながらも、丸みを持たせ、柔らかさを表現する」的な感じでテキトーに作成しました。
概ね満足していますが、反省点が2つ。
・素材が柔らかいので、傷が付きやすい。
・木目がイマイチ。
素材にファルタカを選んだ事に起因するものです。
ファルタカは軽く、加工しやすいと言うメリットもあります。
今回は、素材を替えて、さらにテキトーに手抜きで作成しました。
素材選び
ユニフレームの純正天板のサイズは592×342×9(高さ)mmです。
600×450のサイズから選びます。
今回は軽さを重視して、厚さ5.5mmを選びました。値段は658円です。シナベニアにはT1、T2、T3とJAS規格があります。数字が小さいほど防水性が高いです。今回はT2で屋内での使用に耐えられる耐水性を持っています。
カット
板を購入時に1カット20円との事で、切ってもらいました。2カット40円です。サイズは、マージンをとって純正サイズより1ミリ大きく593×343mmでカットしてもらいました。
四隅の削り出し
板の上にフィールドラックを重ねて、はみ出す部分に印をつけます。
足を固定する爪の部分に段差ができるため、気になる方は、マーキングし、彫刻刀などで削りましょう。今回は省略。
マーキングした部分を削ります。厚さ5.5mmなので、カッターナイフで削りました。
サンドペーパーがけ
240番台のサンドペーパーを硬めのウレタンに巻きつけて使用しました。
着色
アサヒペンのウッドジェルステイン(色:ウォルナット)を使用しました。
耐水性もあり、ジェルタイプのため、簡単にムラなく塗れるのが特徴です。
布で塗っていきます。
乾いたら、2度、3度重ね塗りをします。
塗料の凸凹が気になる場合は320番台のサンドペーパーをかけて重ね塗りすると良いようです。(今回はやってません。)
完成!!
天板が薄いため、ラックの縁が出ます。転がった物が、縁で止まると言うメリットもあります。
まとめ(作成時の注意点)
今回は、マージンをとって、純正より1mm大きくカットしてもらいましたが、ギリギリはまりました。ユニフレーム のフィールドラックにも1mmほどの個体差があり、今回作った天板でギリギリの物もあれば、そうでない物もあります。純正と同じサイズでカットする方が無難です。(ヤスリがけで調整する事も可能)
塗料は重ね塗りしても50ml〜100mlあれば十分です。100均の物でも十分かもしれません。
塗料にもよりますが、1000円以下で簡単に作成できるため、DIY初心者にもおすすめです!!(自分がDIY初心者🔰)
番外
水には強いですが、除菌のため、アルコールで拭いたところ、色落ちしました。簡単に塗り直しできるため、気にせずアルコールを使用していますが、気になる方は塗料の選択は慎重に!