DDハンモックフロントラインを初心者が設営してみた

DDハンモックフロントラインを初心者が設営してみた

ハンモックデビューするべく、DDハンモックフロントラインを購入しました。他に必要なギアは?設営方法は?初心者が初心者のために贈る、レビュー記事です。

1 DD Hammocks Frontlineの付属品

収納袋の中身は蚊帳一体型のハンモック本体と蚊帳を吊るすためのゴム紐(2m×2本)、ポール2本です。

アークテリクスのアロー22とナルゲンボトル500mlと並べてみました。
テントと比べるとコンパクトですが、ハンモック の中では”コンパクト”とは言えないサイズ。

2 付属品だけで設営

ウェビング(本体に付属する紐)を木にくくりつけます。

ポールを蚊帳に通します

ポールはショックコードでつながっています。

付属のゴム紐で蚊帳を張ります。

あっと言う間に完成!!と言いたいところですが、張り具合の微調整で、紐を緩めたり、結んだりするのが大変でした。ちなみに木と木の間は470cmです。

3 設営を楽にするグッズ

ツリーハンガー

木への固定が楽になります。写真は2cm幅で長さが2mの物です。
細い紐より、木への負担が少なくなります。
樹液等で汚れてしまった場合、ベルトのみ単体で洗えるので、メンテナンスが楽です。

ツリーハンガー自体の長さ調節は木に巻きつける回数で調整するしかありません。
ハンギングチェーン の方がカラビナを付ける位置で調整できるので使いやすいと思います。

出典:Amazon

カラビナ

ツリーハンガーとウーピースリングをワンタッチで接続できます。
カラビナには強度の表示があるので、参考にしてください。

こちらの写真はAmazonで購入したカラビナです。
耐荷重1200kgとなっておりますが、登山やクライミングでは使用しないよう注意書きがありました。

こちらはBlackDiamond社のカラビナで最小破断強度が2200kgです。登山やクライミングでも使用できる物です。

ウーピースリング

40cm〜180cmで無段階で調節可能です。
付属のウェビングと交換する事で、軽量化、調整の簡易化が図れます。
写真上がウーピースリング、下が付属していたウェビングです。

付属のウェビングをハンモック本体から抜き、ウーピースリングを通す必要がありますが、その際は、蚊帳を吊るすポールを使うと便利です。

ウーピースリングを通した後は、スリングの穴に反対側(ビーズが付いている方)を通して固定します。

そのまま、ハンモックを絞って、調整用の紐を出せば準備完了。

上に出ているのが調整用の紐です。

スリングを短くする場合は、写真右下にある調整用の紐を引けば短くなります。
長くしたい場合はカラビナ側が輪っかになっていますので、その輪っかを広げるように引けば伸ばせます。(最長180cm)

最短(40cm)にした状態。

スリーブ

両端が巾着状になった細長い袋です。
ハンモックを吊ったまま袋に入れる事で、収納・設営が早くできます。
装着には付属の蚊帳ポールを使ってウーピースリング(又はウェビング)をスリーブに通します。

スリーブでハンモックを収納した状態です。

ツリーハンガー、カラビナ、ウーピースリング、スリーブを使った設営

DDハンモックフロントライン単体より断然早く、簡単に設営できました。

4 その他、あった方が良い物

ツリープロテクター

ハンモック の設営事に木を保護するための物です。
タオルなどでも代用可能です。
ツリーハンガーなど幅広のベルトを使う場合は不要かもしれません。

スラッグラインに付属していた物を使用しました。

5 まとめ

初めてハンモックを設営して気づいた事は、間隔が合わなかったり、枝が邪魔だったりと意外と「ちょうど良い木がない」と言う事です。付属品のみでは対応できる間隔の幅が狭いので、ハンギングチェーン やウーピースリングを使う事で、対応できる状況が増えます。
また、スリーブを使う事で設営時にハンモックが直接地面に触れないので汚れを防げます
やはり、付属品以外も同時に購入しておいた方が良いと思います。
まとめ買いないら海外通販を利用すれば¥1,5000〜¥1,6000程度で購入できるのでおすすめです。
終わり。

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