3ten別注ナンガオーロラ600DXレビュー

3ten別注ナンガオーロラ600DXレビュー

前記事のとおり、徹底的にリサーチして購入した3ten別注ナンガのオーロラ600DX。
カタログスペック、コスパは最高ですが、ホントに商品説明どおりか、厳しくチェックしました。

1 3ten別注オーロラ600DXとは

京都にある3tenというショップの別注品です。実店舗はオークション代行や、リサイクルショップをしているようです。yahoo!ショッピングにも出店しており、そちらではナンガの別注オーロラのみを取り扱っております。モデルは、600DX、800DX、1000DXでカラーはベージュカーキの2種類です。サイズはレギュラー、ロング、少量ですがショートの取り扱いもあるようです。
最近はAmazonにも出品しているようです。

2 山渓別注との違い

別注モデルと言えばオールブラックの山渓モデルが有名ですが、色以外に大きな違いが1つあります。
3tenの方が裏面の生地が薄く、その分50g軽くなっています。

3 大きさ、重さ

コールマンのコルネットストレッチとの比較です。
比較的小さいですが、袋にパンパンに詰まっています。
(収納が大変そうです・・・)

重さは1,226gでした。(スペック上は1,200g)

4 ファスナー

ファスナーはお馴染みのNANGA × YKK 噛み込み軽減パーツ付きです。
ダブルファスナーですが、足元のファスナーは通常タイプです。

5 裏生地

山渓モデルと違い、20デニールのナイロンです。
(山渓、本家のオーロラは40デニールです。)
ちなみにオーロラライトは15デニールのリップストップ生地です。
3ten別注もリップストップ生地でした。嬉しい誤算。
※リップストップ生地は格子状に編まれており、裂けに強くなっています。

黒の裏地をよく見ると格子状に編まれております。

6 ショルダーウォーマー、ドラフトチューブ

実は商品説明にドラフトチューブ の記載がなく、心配していましたが、ちゃんと付いていました。(山渓にもドラフトチューブ の表記なし。本家は有り。)
ドラフトチューブ がある事でファスナーからの冷気を遮断できます。

肩、顔周りはドローコードが2本付いており、細部も抜かりなし。

7 スノーピーク のコットに置いてみた

大きさや色のイメージを伝えるため、スノーピーク のハイテンションコットに置いてみました。
幅はゆとりがあり、色はスノピのコットより濃いめです。

8 収納

開封時は、折り畳まれて袋に入っていました。同じ入れ方を試しましたが、無理でした(汗)
ダウンシュラフ収納のセオリーどおり、足側から袋に詰め込んだところ、難なく収納できました。

袋の口も紐が2段になっており、さらにコンパクトに収納できます。

9 まとめ

粗探しのつもりで、厳しく細部まで確認しましたが、商品説明にないドラフトチューブが付いていたり、裏生地がリップストップだったりと嬉しい誤算でした。また、羽毛にありがちな野性的な臭いはなく、柔軟剤のような臭いでした。
山渓別注と迷う方もいると思いますが、本記事が参考になれば幸いです。

終わり。

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